施術理念
東洋医学といえば4000年の歴史があるように伝統があることや「未病」を治すといったイメージがある一方、気や五行論などなんとなく胡散臭い、わかりにくいといったイメージを持たれている方も多いのでは?
当院の鍼灸施術の特徴はこういったわかりにくさを解消すること。東洋医学的な鍼灸施術を行う場合にも西洋医学的な施術を行う場合にも、患者さんの体の状態と施術内容をできるだけわかりやすくお伝えすることを大切にしています。そしてできるだけ西洋医学、東洋医学のどちらの理論でも理にかなう施術方法から施術を選択するようにしています。
例えば、冷え性で鍼灸施術を行う場合は、よく足の内くるぶしの少し上にある三陰交というツボに施術をします。冷えは性は足先への血流が悪い場合が多いですから、足先への血流を改善してやることが大事になります。
東洋医学で三陰交は・・・
足の脾経 胃や脾臓。すい臓に密接な関係をもつ。胃は生命活動のエネルギーである気を造る。 足の腎経 水に関係する。腎臓と膀胱に密接な関係を持つ。生命活動をするための気を蓄える。 足の胆経 肝臓や目に関係する。肝臓は血を造る、熱を造る作用を持つ。
以上3つの気の流れが交わるところになり冷え性には必須といえるぐらい大事なツボになります。
西洋医学的には・・・
後脛骨筋といわれる足関節を底屈(地面を蹴る動作)させる筋肉の場所にあたり、脛骨動脈が通ります。
悪い歩行癖や長時間の立位により負担がかかり、後脛骨筋が固くなってくると脛骨動脈が圧迫され、足先への血流が悪くなります。血流が悪いと足先が冷えるわけですから後脛骨筋の緊張をとることは冷えを改善するうえで大事な要素です。
このように、施術するうえで西洋東洋どちらでも理屈が通ることから選択し施術を行います。
そして、それをできるだけわかりやすく患者さんに伝えることを大事にしています。
鍼灸で健康保険が受けられるのは以下の症状です。
鍼灸の保険適用につきましては、次の事項にご留意下さい。
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